Mac移行アシスタントのデメリットとは?使って失敗したと思った理由

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「新しいMacBook買ったぞ!データ移行?そんなの移行アシスタントを使えば一瞬で終わるでしょ!」

ちょっと待ってください!

確かにMacの移行アシスタントを使うと、古いパソコンと同じ環境をデータを簡単に移行できて便利です。

しかし安易に使うと思わぬデメリットに悩み、結局初期化する可能性があります。

実際僕も移行アシスタントでデータを移動してから不具合が発生し、初期化してOSを入れ直しました!

Mac移行アシスタントのデメリット
  • システムエラーや設定の不具合も移行してしまう
  • 不要なデータも移動して容量を圧迫する
  • マルウェアも移行するリスクがある

今回は、古いMacBookから新しいMacBookへデータを移行する際に、知っておくべき移行アシスタントのデメリットと、より安全な対策を段階的に解説していきます。

目次

Mac移行アシスタントは全てを移行してしまうというリスクがある

移行アシスタントを使うと、古いパソコンと同じ環境を、約一時間ほどで新しい環境に構築する事ができます。

本当にそのまま移行するので、驚くほど前のパソコンと同じ環境で作業を開始する事ができます。

しかし移行アシスタント最大のデメリットは、古いMacBookの「全て」を新しいMacBookへ移行してしまう可能性があることです。

悪い部分も含めて・・・。

不具合やゴミファイルもそのままに新しいPCに

システムエラーや設定の不具合も移行してしまう

古いMacBookで使用していたソフトのシステムエラーや動作不良を、新しいMacBookでも引き起こす可能性があります。

僕は古いMacBookではフリーのイラストソフトを使っていたのですが、終了ボタンを押しても反応しないというバグが修正できず困っていました。

ソフトを入れ直しても修正できないバグです

そしてそのまま移行したPCでイラストソフトを起動したら、終了できないバグがそのまま残っていたんです。

もちろん終了ボタンを押しても反応しないので、強制終了させるしかなく、解決はできずじます。

不要なデータも移動して容量を圧迫する

MacBookは使用しているうちにゴミファイルが溜まっていき、数年使うと50GB、100GBととんでもない容量になります。

そんな絶対使わないゴミファイルも移行アシスタントは移行してしまいます。

移行アシスタントを使用したら、240GBあるMacBookの初期容量も、120GB使用した状態からのスタートとなりました、

ちなみに移行アシスタントを使用しないと、残り190GBからスタートできました。

データの移行にも、このファイルだけ移行するなど細かい指定はできません。

移行の画面

便利ですがざっくりしずぎです

マルウェアも移行するリスクがある

セキュリティ上のリスクも移行します。

古いMacBookの残ったデータには、知らず知らずにマルウェアやウイルスしたデータがあるかもしれません。

移行アシスタントによって、新しいMacBookへ危ないデータも引き継がれてしまうかもしれません。

MacBook初期化による時間のロス

せっかく新しいPCにしたのに、バグが残ったソフト、容量の半分既に使用、という状況にショックをうけて僕は結局MacBookを初期化して、ソフトやデータを個別に入れ直すことにしました。

ゴミファイルだけを消すなんて無理なんで、初期化なのでOSごと。

OSを再ダウンロードするので、これがまー時間がかかりました。

OS入れ直し

11時間だと・・・。

実際は徐々に時間は短縮されて6時間程で終わりました。

通信環境が良いともっと早く終わります。

手動でデータを移行すると確実

必要なデータを移動するだけなら、外付けHDDか外付けSSDにファイルを移行して、時間はかかっても一つ一つ入れ直していくのが良いです。

余分なファイルもなく、システムエラーのないクリアな状況で再スタートする事ができます。

手間がかかっても移行アシスタントよりこっちをオススメ

個人差はありますが、ファイルの入れ直しやソフトの入れ直しも2,3時間あれば全部終わります。

外付けHDDは事前に用意しておくとスムーズに作業ができます。

ちなみに自分は2TBのバッファローの外付けHDDのHD-PCFS2.0U3-BBAを使用しました。

外付けHDD

HDDでも侮るなかれ、データ転送速度が速く、大量の写真や動画、ドキュメントもストレスなく保存できます。

ミニステーションは持ち運びもしやすいので、Macユーザーにもおすすめの1台です。

ちなみにMacBookで使うには、一回フォーマットしないとPCが認識しないので忘れないように。

3分で終わります。

Mac移行アシスタントのデメリットとは?まとめ

移行アシスタントは確かに便利なツールですが、その裏に潜むリスクを理解しておくことが重要です。

簡単だからと安易に使うと、自分のように不具合ごと移行して、結局初期化&OSの再インストールとなり可能性があります。

モチベーションがとても下がるので、他のユーザーに同じ思いはしてほしくなくてこの記事を書きました。

時間をかけてでも、必要なデータだけを選別し、手動で移行することで、より安全かつ快適な新しいMacBookライフをスタートさせましょう!

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